先ずは、ベトナムで人気の「♪ドラえもん」で軽やかに音楽体操開始。大木の陰で見えない子供たちも同行の日本人や職員のサポートで徐々に動作が大きくなり、笑顔や笑い声が聞こえて来ました。
ボディパーカッションやダンスも取り入れました。リズムトレーニングでのリズム模奏も真剣そのもので完璧。たまに間違えると苦笑いをしてモジモジしている子どももまた可愛らしく思えました。
さあ、いよいよ体育系の「仲間作り」。これは音楽に合わせて行進し、曲間でのタイコの数を「ハイ、バイ、ホー・・・」と数えて仲間を探して手を繋ぎ座るというゲームです。最高で10人。ベトナム語でのカウントが高らかに聞こえて人集めをし始めました。
人数に満たないグループに、職員があふれている学童を引っ張って行き慌てて座る光景に「先生たちも我を忘れて参加しているんだ」と嬉しくなりました。
また、「仲間はずれにされた子ども」も居ました。健常者がもつ現実です。「いじめ」には程遠い行動ですが、私にとっては障害児には見受けられない現状を目の当たりにしました。
障害児にとっての音楽活動は自分の手足や声を表現的に使う動機となり、純粋な心理学療法とも言われています。音楽の効果とは、心の開放が内的に持ち合わせている才能を引き出してくれるとも言われています。健常児、障害児両面の反応に新たな発見をしました。
最後は校庭の全部を使ってスペード形の一つの輪になり「♪ビリーブ」の曲でお別れをしました。道路向こうの前方には、住民が民家の窓や周りで一緒に参加していました。「楽しい音楽を!」と繰り広げた音楽体操も成功に終ったと思います。
来年はベトナム語で「♪ビリーブ」を大合唱したいと思っています。心のふれあいをありがとう!! ほんとうに、ありがとう。
たとえば君が傷ついて くじけそうになった時は
かならず僕がそばにいて ささえてあげるよ その肩を
世界中の希望のせて この地球はまわってる
いま未来の扉を開けるとき 悲しみや苦しみが
いつの日にか喜びに変わるだろう
アイ ビリーブ イン フューチャー 信じてる
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