学びたいけど、貧しくて・・・。 向学心に燃えながら、貧困のために上級学校に行けない人を支援する奨学金が出来ました。
ベトナムは蓮の花の国。「如蓮華在水」ということばがあります。蓮華が泥水の中から出て来て華を咲かすことを言ったものです。泥水にまみれることなく、 蓮華のごとく大輪の華を咲かせられるようとの願いを込めて、奨学金の名前も、英語で「ロータス・スカラーシップ」、ベトナム語で「ボンセン奨学金」,日本語名で「蓮の花奨学金」と命名しました。
これは、ベトナムの向学心に燃えた若い人たちに使ってほしいと申し出てくださった方の大金をそのまま奨学金にさせて頂いたものです。 暖かいお気持ちをありがとうございました。
第1号は、友好村出身のファン・ティ・キエウ・オアインさんという若き女子学生さんに決まりました。丁度、ハノイ市内のヴェトナム国家大学社会学部に合格したばかりです。出来るだけ早く、詳細を詰めることにしています。将来の希望は教師と聞いています。
友好村のズン理事長が、以前から、「将来進学させたい。学費、生活費を援助したい。大学卒業まで支援してあげたい」と、心にかけていた人です。早速、オアインさんにも、奨学金の授与が伝えられ、「本人も大変喜んでくれている」と、理事長から伺いました。くわしくは、いずれブログ上で御報告します。
第2号として、ニンビン省のファム・ティ・クエンさんに決定させて頂きました。クエンさんは、亡くなったお父さんと二人の兄、体の弱っている妹のニャンちゃんのことが頭から離れず、タイグエン地方の大学の医学部の受験を真剣に考えています。まだ高三です。支援隊は、合格を全力で応援することにしました。将来の女医さん誕生を楽しみにしたいと思います。
今後とも、支援隊は、ベトナムの人材育成に少しでも協力したいと熱い希望をもっています。
2007-09-11
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