2007-09-04

中村洋子さん 友好村ミニ・コンサート

植樹の後は、友好村の2階ホールに場所を移して、まず中村洋子の歌から始まりました。中村さんは、々」「夕焼けこ焼け」「赤とんぼ」を歌ってくれました。長年、歌手として活躍されてきた中村さんの歌を、口を開けたまま、聞き入る少年を、私は忘れることが出来ません。

お手々つないで帰る先に待っているのは、普通は温かい灯であり夕食であり、そして母親であり、父親ですが、枯れ葉剤被害の子ども達は、家に帰りません。長期にここで暮らします。その子たちの心に暖かい灯を灯そうとする中村さん。子どもたちの表情をみていると、通い合っているなと・・感じました。

上は、歌に聴き入る子どもたちです。

ところで、みなさんは、蝶々」の2番の歌詞はご存じですか?
「おきよ おきよねぐらのすずめ 朝日の光の さしこぬさきにねぐらを出でて(いでて) こずえにとまり遊べよ すずめ 歌えよ すずめ」・・・・・・・「
蝶々」が、何で「すずめ」になるのか理解できませんけど。

最後は、中村さんとともに、皆で、千の風になって」を歌いました。この歌の原作者は、アメリカ人のメアリー・フライです。上は、河口さん、櫻井智子さん、泉先生、大釜会長の熱唱です。
Posted by Picasa1905年11月13日、メアリー・エリザベス・クラークオハイオ州デイトンに生まれる。3歳で孤児となり、12歳の時にバルティモアに引っ越す。正式な教育を受けていないにもかかわらず、メアリーは優れた頭脳の人だったそうです。1927年に衣料業のクラウド・フライと結婚。                         
            
そういう環境で育った人の詩だから、言葉は分からなくても通じる。いつか、この子どもの中から、民衆に夢を与える歌手や正義を訴える詩人が生まれてほしい、と思います。    
                           
負けないで育ってほしい。負けないような心が持てるように、私たちも応援したいのです。        
     
中村さん 素敵なお声 素敵な歌 有難うございました。

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