昔からの習慣なのか、なにかあると、ベトナムの婦人は食事をみんなで集まって作りあいます。人の家の台所に垣根はないようです。それは、なかなか美しいものであり、そういうものが崩壊してしまった日本は、地域の絆を強くするために、取り戻すべき財産として学ばなければならないと、私は思うのです。
何がおかしいのか、ほんとうにうよく笑います。ベトナムでは、まだ箸がころんでもおかしい年頃なのでしょうか。私が、枝豆の味見をしました。
そばにいたご婦人が、「それはそうやってたべちゃだめ・・・。こうやって蔕(へた)をとるのよ」と言って教えてくれました。
「いや、これはこのまま食べて、あとは捨てるんです」と言って、もう一度食べて見せたら、またキッチンで大笑いがおきました。「なんだ、そうなの」
食習慣の違いであり、ベトナムのど田舎には、封を切れば事前に食べられるようになっている食材など揃っていないので仕方がないことかもしれません。日本が便利すぎるのかもしれません。ベトナムでは、その日にとれたものを、その日のうちに食べるのが当たり前です。まだまだ冷蔵庫もそれほど普及していません。
それが海草・・?そうやってまぜるの・・・・(実は、これがおいしいんですよ) 奥井さんの手際の良さを見ていて面白いらしく、私は、ベトナム婦人の表情をたっぷり堪能させていただきました。
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