2011-02-17

蓮の花奨学生からの便り(6)

さて、6回目は、ニンビン省のタオランさんからの手紙です。とってもうれしい報告が入っています。
読んでみてください。
電話のおねえさん

愛のベトナムさわやか支援隊宮尾会長と皆様へ

私はベトナムのニンビンのイェンモー郡カインズオンのズオン・ティ・タオ・ランです。

今度ベトナムで学校の前期がそろそろ終わりますので、皆様に報告としてお手紙を出したいと思って書きました。私は枯葉剤の被害者で、愛のベトナムさわやか支援隊会の皆様から奨学金を頂きました。皆様、お元気ですか? いつも皆様のご健康を願っています。また、お国やご家族の豊かな生活と喜びが続きますようにお祈りします。
私はニンビン郡の医療高等学校で勉強しています。将来、人を助けていこうと考えています。なぜなら、人が困るということがどういうことか良く理解していますので、人を助けたいと思います。

私の父はアメリカとの戦争の時に枯れ葉剤をかぶりました。それから、体が悪くなり、よく病気になりました。父が体に受けた影響で、私の体もあまり丈夫ではありません。そして学校へ行けない時もあります。

でも、家族や社会の皆さんに応援してもらっているので、学校を辞めずに良い成績を取ろうと決心しました。今年、そう決意して頑張って来ました。そして私はの成績を取る事できました。周りの方々と愛のベトナムさわやか支援隊の方々から応援と助けを頂いたことがきっかけで、この結果をとることができました。とても嬉しく感謝しています。

奨学金を頂いたことがきっかけで、すばらしい勉強の環境が開けましたので、勉強がよく出来ました。このご恩一生忘れず、これからも引き続き勉強に頑張りたいと思っています。
皆様、後一年で今のコース(学校の勉強)が終わります。会の皆様にまた応援と支援して頂きたいと願っています。そして、大学まで行こうと心に決めています。私と同じような友達も、皆様からのご支援を希望し待っています。奨学金を頂ければ、私達は今の困難な経済状況や大変な健康の問題を乗り越えることが出来ると考えています。将来ベトナムの真面目な社会人になれるように頑張りたいと思います。


最後に、皆様のご健康とベトナム‐日本の親善が上手くいけるように祈ります。また、愛のベトナムさわやか支援隊が、ベトナムの枯れ葉剤被害者の子供達の勉強の支援に来るチャンスが多くなるようにと願っています。

DUONG THI THAO LAN

タオランさん お便りありがとう。素晴らしい成績がとれたとのこと。とっても嬉しく思っています。タオランさんを応援してくれている田鶴子さん、テイクさんご夫妻は、医療従事者です。ご主人のテイクさんは、オーストラリアでも数少ない、麻酔科の優秀なお医者さんで。奥さんの田鶴子さんは、元看護師さんです。今は子育てでお仕事をしていませんが、お二人とも、タオランさんが「優」を
撮ったと聞いたら、さぞかし喜んでくださると思います。
健康に注意して、時分の目標を達成してください。お父さんをお大事に。今年また、お会いしましょう。
北村 元 愛のベトナムさわやか支援隊 Since 1990
このブログからの無断転載を禁じます。Posted by Picasa

0 件のコメント: