蓮の花奨学生からの便り（３）

今回は、町田市の小林健人さんご夫妻がスポンサーになってくださいましたニンビン省のファム・ティ・クエンさんからのものです。

小林　健人さま　そして皆様へ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハノイ、2010年12月4日

まず、家族に代わって、皆様にご健康と平安とご幸運をお祈り申し上げます。

現在は12月になりました。2010年がそろそろ終わります。ベトナムでは段々寒くなってきます。しかし、今の冬の寒さはまだまだ最高ではありません。

12月は、学生にとって前期の試験の準備等大変です。この試験は前期の成績に影響しますので、とても大切です。

１２月４日付けの手紙

今の日本とオストラリアの天気はどうですか？年末ですが、皆様のお仕事はお忙しいですか？

1ヶ月前に実家へ帰ってきました。母と妹は元気です。但し、母の体調は時々くずれたりします。多分、母はずっと一所懸命働き詰めでしたから、人間の力には限りがあるので、今の母は疲れていると思います。母のことを心配していますが、何をしたらいいのか分かりません。でも、私が母の誇りであり、母の喜びだと自分でも分かっています。そして、母の愛情と面倒をみてくれたことに応えて、もっともっと頑張らないといけないと思います。

奨学金を受け取ったクエンさん

妹ニャンは元気で勉強を頑張っています。良い結果をもらって、先生方に褒められました。最近、彼女はちょっと太ったので、皆が喜んでくれています。

私の方は大学生の生活が大分慣れてきました。もう三年生です。私は大学の寮で9人の友達と暮しています。最近、ハノイの物価は高くなってきました。ハノイでの大学生の生活は大変心配です。でも、私だけではなく他の友達も同じように悩んでいます。

お母さんと妹のニャンちゃん

私の家族の状況は大体落ち着いています。皆様の方はいかがですか？お元気ですか？お仕事は順調に進んでいますか？

そろそろ新年2011年を迎えますので、皆様とご家族にご健康、幸せ、どんなこ面でも順調に進むことを祈っています。Happy New Year　！

ご都合の良い時にお返事をください。　お待ちしております。

PHAM　THI　KHUYEN
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