8月23日:皆がすっぷを踏んでいるときに、苦労しているおじさんたちがいました。風船を結わかなくてはなりません。これが、結構、指先の力必要です。
日本では1857年、大阪でイギリス人がふくらまして売ったという記事があるそうです。明治の終わり頃には国産化されたようですが、その頃のゴム風船は自分で息を吹き込んで膨らませるやわらかいものではなかったようです。
土から生まれて、土にかえるゴム風船。プラスチック、金属、ガラス製品などに比べ、ラテックス製品は人間が生み出した製品の中でも実に稀な、自然環境やさしい製品なのです。やわらかい・・とはいっても、宮尾会長の表情に、風船の船体を結わく大変さが出ていませんか?「インフルエンザの予防注射だぞ」と、金原さん。(下)
風船のトンネル作りも大変です。支援隊専用車の運転手さんまできてくれて、奥井さんも奮闘。すべて、子どもたちに喜んでもらうために・・・です。
ゴムの木は現代人と大自然とがうまく共存できることを示す好例。あなたがゴム風船を手にした時、そのもととなるゴムの木々が、自然の生態によって地球の大気を維持し、生態系を保護していること、そして産業として第三世界の人々の生活を支えていることを思い出してください。
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