静岡から来た一行より一日早くハノイ入りしてくれた奥井さんが、8月23日をもって、オーストラリアに帰ることになりました。実際営業中のお店をもっての支援隊参加ですから、いろいろと心配は尽きなかったと思います。
だからこそ、よく参加してくださったと感謝の気持ちでいっぱいです。
この日、私たちは、バックザン省に音楽療法に出かける行事が待っています。ハノイの友好村で行事を終えたあと、昼は全員で冷房の効いたお店でphoをたべて、ゆっくり労をねぎらっている時間などありませんでした。
それにしても、奥井さんにはお世話になりました。物静かな人柄の中で、じっとベトナム現状を見据えてくれたと思っています。どんなことを、この9日間ほどで思われたか・・・いつかゆっくりと伺いたい気持ちです。
金原さんでしたか・・どなたかが「万歳三唱しよう」と、声が上がりました。何かかつての東京駅頭の新婚さんの旅行出発時の響きにも似て、ちょっと恥ずかしさも感じましたが、いや、もっと恥ずかしかったのは奥井さんかもしもしれませんが、ともかくも、旅の恥はかき捨て風の心境で、全員で、店の前で大声をあげて、見送りました。幸い人通りはそれほど多くなく、実害は双方ともになかったと思います。
重い荷物を持ってきて下さった往路とは違って、多少身軽になっているとはいえ、ハノイ発ホーチミン乗換えのシドニー行きですから、長時間の旅が待っています。
奥井さん、ほんとうにいろいろありがとうございました。
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