2010-09-13

支援の旅(15)富田英司のベトナム語教室

名古医師の診断が終わるまで、校庭で青空教室が始まりました。
児童のための? いえ、富田英司さんのための・・・です。
「お~い、みな、発音教えてよ」
宮尾会長が作ってくれた「旅の栞」に書かれているベトナム語の単語の発音が難しいので、富田さんが栞を広げて教えてもらっている風景です。
「おじさんの発音おかしいよ」
検眼でも指を上に下にと指していましたが、ここでも人差し指の方向が問題です。ベトナム語は6声調です。同じ「ガー」でも、にわとりにもなり、にもなり、にやるになったり、若者になったり・・・上がるの、下がるの、下がって上がるの、波のような記号もありますし・・大変です。
「おじさん、そこは下がるんだよ」
富田さんの発音が、児童生徒の笑いを誘います。この時ばかりは、生徒も自信を持って発音を教えていました。
わかりました⇔トイ・ヒウ わかりません⇔トイ・コン・ヒウ
正確な表記ではありませんが・・・難しかったようです。曲線声調と言って、1音節内で声の高低が変わるからです。
「おじさん、もう1回言ってみな!」
(つづく)Posted by Picasa

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