蓮の花奨学生からの便り（２１）

２１回目は、今期２通目になりますクアンガイ省のレ・ティキムチュンさんからです。

ホーチミンで通っている大学はどんなキャンパスなんでしょうか？

2011年1月18日

宮尾様へ

ながらく皆様にお会いしていませんね！　皆様のことを思い出しますよ。

まず、皆様のご健康、ご幸福、平安とご幸運を願っています。また、宮尾様には、仕事が成功し、私達のそば（学習のこと）にいて下さいますように祈ります。

クアンガイ省ソン・ティン郡ティンン・ジャン村

宮尾様、どんなことを申し上げるより、心から感謝の言葉しかありません。皆様の仕事は私達にとってとても素晴らしい行為、尊敬できる活動です。その素晴らしいご好意に対して、私達も学校の勉強を一生懸命に頑張ります。高額ではない奨学金ですが、私はそれについていろいろな考えがありました。その中で「お金を頂いたけれども、それに対しての結果や目的を考えていない人はいないのだ」と考えました。私は生活と学習のために、皆様からのご支援や愛情を頂きました。それは皆様の優しい心をもらうことができました。

家族は親が年ともに病気で弱くなり、兄が枯れ葉剤の被害に遭い、姉は安い給料で大変な仕事をしています。私は家族と離れて遠い所で勉強をしています。そして、皆様からのご支援を頂いたので、私は喜び勇んで学習にもっと精を出したいと思います。勉強とアルバイトをすれば、学校生活や田舎の家族を助けることもできます。

これが皆様に全て申し上げたいことです。毎年、皆様にお会え出来ればいいなと思います。そして、私は精神的に心が満たすことができ、勉強にもっと頑張れるようになるのではないかと思っています。

最後にもう一度、宮尾様、愛のベトナムさわやか支援隊の皆様のご健康とご成功、をお祈りします。

いつも皆様を思い出しています。LE　THI　KIM　CHUNG

勉強が大変でしょうが、ぜひ頑張ってください。学べることの偉大さは、いずれもっともっと分かって来ると思います。今は、日本では、地震と津波と原子炉の不具合で、地震や津波で生き残った人も、家が亡くなり、親も失った人がいて、勉強できる状態ではありません。そういう人が多くいます。

ぜひ寸暇を惜しんで、勉学に励んでください。ことしまた、お会いしましょう。

北村　元　愛のベトナムさわやか支援隊 since 1990
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