ちょっとお休みを頂き、他の仕事をしていました。
蓮の花奨学生からの便り19回目は、ダナン市からです。
ダナン市、2010年11月25日宮尾和宏様
まず、宮尾様とご家族にご挨拶をさせていただきます。日本では年末頃の気候がとても寒いと聞きました。そして、皆様のお体が守られるように祈ります。
送っていただいた写真を10月に受け取りました。遠い所から、私達のことに関心を持ってくれてとても嬉しく感動しました。皆様のご支援と応援のおかげで、私は自信をつけることが出来、これからももっと努力したいと考えます。この愛情に感謝して、それを大事にして行きたいのです。
私にとっては夏の最後の8月に奨学金授与式を、ずっと忘れることなく覚えていると思います。そして、私はこんどのことで、他の人のように普通で元気ではなく、枯れ葉剤の病気にかかっている体ですが、誰もがみな幸せを受ける権利があると分かりました。生きてきた私たちは、今まで、いつも回りの人々の見方に対して恐怖を抱いていました。宮尾様と皆様のおかげで、私は考え方を変えて、自信を付けることが出来ました。
それに、もう一つの真理を理解できました。それは世の中で、金持ちであるとか貧しいとか、健康であるとかないとか、国籍にも全く関係なく、大事なことは優しい心で毎日楽しく暮すことが出来るようになることです。送って頂きました写真はそれぞれに美しさが違い、そこから過ぎ去った過去を思い出す事が出来ます。そして、周りの人の愛情を感じることが出来、それは写真を撮った人の気持ちの記録でもあります。私も心をこめて心を込めて感謝の手紙を書きました。頂いた写真の中に一番大好きのは蓮の花の写真です。蓮の花はベトナム航空のシンボルで、優しい女性のイメージでもあります。
ベトナムへ戻ってこられるチャンスがあれば、是非北の方の蓮の花が咲く地域を訪問なさってください。そこへ行かれたら、ベトナムの人の心や気持ちをもっと理解できると思います。
最後に何より、皆様のご健康を切に祈ります。特に、宮尾様のご家族には、クリスマスシーズンと新年を温かくお幸せに迎えられるようにと願っています。新年、「平安、健康、成功、満足」出来ますように。HOANG VU THANH HUYEN
フエンさん、お便りありがとうございました。
すごく、立派なことが書かれていて、奨学金をさしあげた私たちに、感動を与えてくれました。
実は、あの日、奨学生の皆さんと話がしたいと、申し入れてありました。しかし、いろいろな事情で、それが実現しませんでした。とっても残念な気持ちで、ダナンを離れました。他の会場では、全部話し合いができました。
そう、フエンさん、自信を持ってください。枯れ葉剤被害者として、他人の目を気にすることはあるでしょうが、自信をもってくだされば、それはお金以上の価値のある物をさし上げたことになります。
また,今年訪問します。色々と悩みがあれば、聞かせてください。少しでも、解決していきましょう。
自信をもって、学校の勉強にも精を出してください。
素晴らしいお手紙をありがとうございました。
北村 元 愛のベトナムさわやか支援隊 since1990
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