ベトナム戦争で米軍が撒布した枯れ葉剤の影響で、結合双生児の弟として生まれたグエン・ドクさん(25)が、12月に結婚することになりました。
左の写真は、2002年10月19日付けの朝日新聞の記事です。バイクの後ろは、ガールフレンドですが、お相手がこの女性かどうかはわかりません。結構、もてる(本人談)みたいです。
これは、日本の支援者に届いたドクさんからの手紙で明らかになりました。 手紙は5月末、約20年間支援を続けている「ベトちゃんドクちゃんの発達を願う会」代表の藤本文朗滋賀大名誉教授(72)に、ドクさんのベトナム人主治医を通じて送られてきました。
左の写真は、2002年3月のもの。「ベトちゃん、ドクちゃんの発達を願う会」を中心としたタイニン省調査メンバー(日韓越合同)がホーチミンを訪問した時の写真です。写真に向かってドク君の左にいる方が、藤本文朗名誉教授です。ドク君にとっては、父親の存在です。 そして、ドク君の右にいる女性が、トゥーヅー病院の先生。長年、面倒をみてくれた方です。藤本先生の左にいる方は、元韓国将校と思います。
藤本さんによりますと、手紙には長年の支援に対する感謝とともに、今年10月の吉日にベトナム人の専門学校生(24)と結婚することを決めたとあり、結婚式に出席して門出を祝福してほしいと書かれていたそうです。 藤本先生は「以前から交際は聞いていたが、結婚は人生の一つの節目。(ドクさんは)反抗期で荒れたこともあったが今は非常に優しい子。自分の息子が結婚するようにうれしい」と話しています。ベトナムから今朝戻られたばかりの藤本先生を電話で直撃。「12月16日には、是非出席させてもらいます。河原事務局長も出席しますよ。北村さんも空けといて・・」と、仰って、とてもうれしそうでした。(北村 記)
2006-08-15
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