2009-12-24

明るみに出る事実

本日2回目の投稿は、シカゴ発のUPIの12月18日付けのニュースを引用します。これまでにもアメリカ以外ではでている事実が、ようやくアメリカの新聞にも出始めたということがいえましょうか。報告:企業はエージェントオレンジの危険性を認識していた  この記事を、ベトナムの関係者が読んだら、どう思うでしょうか。
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アメリカ軍と化学会社は、ヴェトナムで枯れ葉剤として使用された化学物質、エージェント・オレンジの危険性を警告することができなかった、とシカゴトリビューン紙が報じた。

同紙は、国立公文書館で法廷文書と政府記録を分析した結果、兵士がその危険性があるという情報を得ることなく、エージェント・オレンジ曝露し、曝露をより危険にしたと結論付けた。

1965年は、アメリカ政府がヴェトナム戦争を拡大した年だが、ダウケミカル社はダイオキシン(エージェント・オレンジの中の汚染物質)を「皮膚障害だけでなく、肝障害も引き起こすとして知られている最も有毒な物質の1つ」と呼んでいたと、トリビューン紙は伝えている。
数々の文書は、また、製造工程で、枯れ葉剤に含まれるダイオキシン量を大幅に削減できる技術もあったことを示している。

ダイオキシンにさらされた退役軍人とベトナム一般市民は、化学会社を訴えた。退役兵による集団訴訟で、1984年に1億8000万ドルの支払いで和解したが、企業は、その後、政府契約者として、訴訟を免れたと主張している。
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すべて、ベトナム側が、これまで主張してきたことが、テンス(時制)をずらせて出てくることに、憤慨しているのではないでしょうか。まして、ダイオキシン量を減らす技術を持っていたことも指摘されているわけで、こうなると戦争犯罪が確実に構成されるのではないでしょうか?Posted by Picasa

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