2010-09-11

支援の旅(06)ダナン奨学金3

3人目は、短期大学2年生のホアン・ヴ・タイン・フエン(HOÀNG VŨ THANH HUYỀN)でした。
富田英司さんから、証書と奨学金を渡してもらいました。
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蓮の花奨学金証書

  HOÀNG VŨ THANH HUYỀNさん

愛のベトナムさわやか支援隊(あいあい眼科
クリニック)は、ダナン市VAVAヒエン会長の
ご推薦により、真心をこめてフエンさんに、
1年分の奨学金180万VNDを贈呈し、
学生生活を応援します。
日本の有名な歌人与謝野晶子は
10年の歳月をかけて書いた「源氏物語」という
大作の原稿が、1923年の大地震で焼けて
しまいました。心血を注いだ作品は、
一瞬で灰となってしまったのです。
「やり直しはできない」と、一度はあきらめました。
しかし、文学の仲間が励まし続けてくれて、再起を
誓いました。ゼロからの出発。実に大地震から16年後、
つい  に、『新・新訳源氏物語』を完成させたのです。
 危機に直面した時に、それを乗り越えていける「人間の絆」が大切です。フエンさんが、他人の絆になれるような
すばらしい友人関係を作ってください。
2010年8月10日

愛のベトナムさわやか支援隊会長   宮尾 和宏
立 会 人   富 田 英 司  Eiji  Tomita
教員生活の経験をたっぷり生かした贈呈だったように思います。富田さんの笑顔に、フエンさんの心が反応しました。素敵な贈呈風景でした。フエンさんの心に、何が芽生えたでしょうか? そっと聞いてみたい気がします。Posted by Picasa

支援の旅(05)ダナン奨学金2

この日、二人目は高校1年生のファン・ミン・トゥオン(PHAN MINH THƯƠNG)君です。佐々木あかねさんから証書と奨学金を渡してもらいました。
証書の文章をご紹介します。
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蓮の花奨学金証書
  PHAN MINH THƯƠNG君

愛のベトナムさわやか支援隊(あいあい眼科
クリニック)は、ダナン市VAVAヒエン会長の
ご推薦により、真心をこめてトゥオンさんに、
1年分の奨学金150万VNDを贈呈し、
学生生活を応援します。
 
大昔の政治家、諸葛孔明は、友人との付き合いに
  ついて、次のように話したと言います。

  「勢力や利益を目的とした交際は、長続きさせるこ
  とが困難である。真の男子たる者が互いに知り合って
理解し合うということは、〔例えば〕温暖になっても
〔とりたてて〕華を増すことはしないし、〔逆に〕寒雪
(かんせつ)の時でも〔とりたてて〕葉を改めることはせず、春夏秋冬を通じて決して衰えない」
良い友人をそばにおくことは、長い間の真の財産に
なり、自分も「良き友人」になることが大事です。

2010年8月10日

愛のベトナムさわやか支援隊会長   宮尾 和宏

立 会 人   佐々木 あかね  Akane Sasaki
トゥオン君は、最後まで緊張しっぱなしでした。大役を果たしたあかねさんと記念写真に収まりましたが、笑顔がでませんでした。でも、何時までも、この「時」を覚えてくれるであろうことは、今までの奨学金の受領者の話から間違いありません。来年はきっと笑顔で登場してくれるでしょう。勉強頑張ってください。Posted by Picasa

2010-09-10

支援の旅(04)ダナン奨学金1

ダナン市・奨学金贈呈(1)
一昨年と昨年に応援を下さった名古先生のあいあい眼科クリニックと沼津西ロータリークラブからの支援金を今年は、すべて奨学金に使わせて頂きました。
最初は、高校2年生のLA THANH TOÀN君で、名古医師が贈呈しました。
以下は、トアン君の奨学金証書の文言です。

       蓮の花奨学金証書

       LA THANH TOÀN君

愛のベトナムさわやか支援隊(あいあい眼科クリニック)は、ダナン市VAVAヒエン会長のご推薦により、真心をこめてトアン君に、1年分の奨学金150万VNDを贈呈し、学生生活を応援します。
英国の詩人ブラウニングの詩に、こうあります。

「出来上がったものの上に安住するよりも自ら造り上げることを期して、未熟な技に励むことこそ、青年にはふさわしい」

  「真剣」に勝る力はありません。果敢に困難に挑む!

これが若さです。
人生で大事なのは、希望です。希望があれば、 前進できます。希望があれば、生き抜いていけます。

そして、忍耐です。忍耐なき人は、愚痴に負けます。どうかトアン君、希望をもって、忍耐をもって闘い抜いてください。応援しています。
2010年8月10日
愛のベトナムさわやか支援隊会長   宮尾 和宏

立 会 人   名 古 良 輔  Ryosuke Nago
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支援隊の旅(03)ダナン市

8月16日:やがて遅刻していたテレビ局もやってきました。
いよいよ奨学金贈呈式です。長い時間を準備に掛けてきただけに、何事もないようにと無事を祈り、緊張しました。タイホー(西湖)小学校の生徒の間に静寂が広がりました。
「日本から来て下さった」と言って、代表して宮尾会長が紹介されました。

眼科無料検診の名古良輔医師に対しても、ダナン市医療局から感謝の言葉が送られました。
ダナン市枯れ葉剤被害者協会のヒエン会長が挨拶に立ちました。

「ダナン市には5000人ほどの枯れ葉剤被害者がいます。6月のある日、日本からベトナム支援隊が打ち合わせのためにやって来ました。普通は、支援をする人たちが事前に調べたりして時間のかかるものですが、この日本の方々はすでに支援する用意が出来ていて、実は驚きました。そして、とても嬉しかったです。皆さんに、奨学金贈呈を見ていただきたく、学校で行うことになりました。奨学金の受領者には大きな励みになることでしょう」

ヒエン会長は、現在市内に2箇所の障害者施設を運営しておられます。そして、3箇所目が建設の途上にあります。実行力のある方です。ご自身、お子さんを授かることを諦めていらしたそうですが、やっと子どもが授かったら女の子の双子で、その隠しきれ無い喜びようを話されていました。当日、その双子のお嬢さんを会場に連れてこられていました。
支援隊を代表して、小生が、小学校へのお礼、医療局への眼科検診のご協力に感謝の言葉を述べた後、生徒たちに挨拶しました。

「本日は、皆さん、奨学金の受領おめでとうございました。奨学金を大事に使ってください。

 これは、日本政府のお金ではありません。日本企業のお金でもありません。

 日本の名もない普通の庶民が、コツコツと働いて貯めたお金を、ベトナムの枯れ葉剤の被害者皆さんのために使って下さいと贈って下さったお金です。それを忘れないでください。

 私たちは、ダナンの若い生徒さんに、日本の庶民の皆さんが託してくれたお金を使っていただくことをほんとうに嬉しく思います。
 
 わずかなお金ですが、有効に使って下さい。辛い時、苦しい時、遠い日本に応援している人がいると考えて頂ければ、とってもうれしいです。奨学金を受け取る人だけでなく、タイホー小学校の皆さんに、4つの目標を送ります。


①健康でいきましょう ②本を読みましょう ③決して焦らないでいきましょう ④幸福を目指して毎日努力していきましょう

楽しい学校生活を送ってください。」

普通の小学校で、枯れ葉剤被害者の奨学金贈呈式を行うのは、始めてではないと思います。そこにヒエン会長のお心の奥深さがあると思います。奨学金を受ける生徒の励みになるばかりでなく、その場面に居合わせた生徒たちの心のどこかに、支えていかなくてはいけない人たちへの支援の気持ちが芽生えるのではないかと思うからです。

5人の生徒さんに一人ずつ、証書を贈らせて頂いた。

6月のダナンVAVA訪問時に、宮尾会長と私は、ダナン枯れ葉剤被害者協会の名誉会員にさせて頂きました。頂いたリストを見る限り、2010年初の名誉会員で、私たちは28番目と29番目になるようです。27名の国籍は、アメリカ、イタリア、フランス、カナダ、日本、オーストラリア、アイルランド、デンマークです。

もとより、名誉職には何もしなくてじっとしていればいいというのが多いですが、これはそういう職務ではないだろうと思っています。(つづく)Posted by Picasa

2010-09-02

支援隊の旅(02)ダナン市

8月16日:名古屋空港から、ハノイ経由ダナンまで飛んだ日本組の参加者には疲れも残っているであろうと思われましたが、全員元気にダナン市のホテルロビーに集合しました。
約束の8時半に15分早く、私たちは市内中心部にあるタイホー(西湖)小学校に到着しました。すでに校舎の講堂のような屋根付きの広場には、眼科検診を受ける生徒児童が、椅子に座ってきちんと待っていました。 かわいいですよ・・・皆。
なぜ、小学校で奨学金の贈呈式なのか。それは、ダナン市枯れ葉剤被害者協会ヒエン会長の、奨学生に対する強い思いがあったからだ。ダナン市での奨学金受領者は5名。できるだけ多くの人の前で受領を見せてあげたい・・というすばらしい親心だった。奨学金受領と眼科検診とを一つの会場で考えていたことは、6月の打ち合わせの時に身に染みるほどわかった。そして、テレビ局も呼んで・・・と。
ところが・・・である。そのテレビ局が来なくて、奨学金贈呈式の開始が遅れた。学校の先生の機転葉ありがたかった。小学校の生徒代表が出てきて、先生が作った「豚さんの歌」などを歌ってくれたのである。
「豚さんの歌」の時は、生徒代表の歌に合わせて、全生徒が手拍子を揃えた。意味はわからなかったが、かわいい歌詞が時々聞こえた。私たちも、精一杯手拍子を揃えた。
テレビ局の遅刻で、私たちは思いがけず,小学生の歌を聞く幸運にめぐまれた。私たちも日本の童謡でお返しをしようかと考えたが、いかんせん奨学金贈呈準備でその時間はありませんでした。(つづく)Posted by Picasa