私は、今朝、日本から戻りました。今回の東北・関東地方太平洋沖地震に対して、国内はもとより、海外の多くの方々から支援が送られていることを肌身感じ、ほんとうに「You are not alone」を実感しています。
そして、この度、ベトナム外務省のタインさんを通じ、私たちが支援している各省・市の枯れ葉剤被害者協会からのお見舞いのご連絡を頂いたことに、さらなる感銘を受けています。
地震・津波に遭われた犠牲者・被害者、そして、ある意味で人災ともいうべき原発の暴走の被害を受けた方々に、掛ける言葉を失います。
しかし、「冬は必ず春になる」を固く信じて、東北、北関東の方々の粘り強い復興の力添えをするために、いま、多くのボランティアが支援に動いています。
ベトナム外務省のタインさんからのメールをご披露し、私たちに支援をしてくださっている方々とともに、ベトナム人の友情を分かち合いたいと思います。
北村さんへ
まず、日本の巨大な地震と津波に心からお見舞いを申し上げます。そして、クアンガイ省、ダーナン市、ニンビン省、ヴィンフック省、フート省の各省・市の枯れ葉剤被害者協会からのお見舞いの電話をいただきました。
「日本の皆さん大丈夫ですか?」 「ボランティアの皆さん無事ですか?」との電話でした。また、団・トゥイ・チャムのお母さんからのお見舞いの電話ももらいました。
この数日、毎日、いつも日本のニュースが流されています。ベトナムの人たちもどうやって日本の皆さんを支援するのか考えています。この巨大な災害に通して、いろいろな感動な話を聞きました。日本の皆さんは本当に素晴らしいと思います。
このメールを通して、ベトナムから日本へのお見舞い言葉を送りたいと思っています。
レ・ドゥック・タイン
タインさんには、早速お礼を申し上げ、お見舞いのご連絡をくださった各省・市の枯れ葉剤被害者協会とトゥイーチャムのお母さんにくれぐれもお礼をお伝えして下さるように、お返事しました。
第二次世界大戦後の日本の復興を支えてきたのは、庶民の大きな底力でした。大震災という転載と原発の暴走という人災の影が濃い事故という厳しい挑戦に勇敢な対して、新時代を築いていくことを世界の皆さんに誓っていきたいと思います。海辺の廃墟に、新しき町を築こう・・・そんな想いは、ベトナムの人びとの逞しさからも勇気づけられます。
お見舞いのお電話をありがとうございました。
この夏、また一層庶民対話を楽しみたいと思います。
北村 元 愛のベトナムさわやか支援隊 since1990
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