火曜日、自宅のベッドから落ちた生後13ヶ月の坊やが、溺れ死ぬという事故が、ニンビン省であった。
床下浸水になっていて、坊やがベッドから転げ落ちえ、亡くなったものです。家の中で亡くなるという、なんとも痛ましい事故です。火曜日現在で、この1歳児の坊やを含めて、この水害による死者は65人です。
以下は、メモ風に書いていきます。
グエン・タン・ズン首相は緊急会議を開き、23年ぶりの最悪の水害に苦しむ被災者の支援方法について、協議した。
今後さらに降雨が予想されているために、関連大臣を被災地域に派遣して、今後の雨対策の仕切りをさせることになった。
首相は、ハノイ市には、予想される最悪の洪水対策の立案を命じた。
洪水管理防止中央委員会の統計では、中部諸省で161戸が倒壊し、被災者の数は12万6000人にのぼっている。
現在避難世帯は5000世帯以上に及び、26万ヘクタールの田畑が水に浸かっている。魚の養殖池は2万7000ヘクタールが水没し、農家の被害は約3億米ドルにのぼるという。
農業開発省は、農業部門だけ被害総額は1億8千万米ドルになるとしている。
ハノイ市は、最悪の被災地の一つで、火曜日現在の死者は20人に達した。多くの住宅地は、依然水に浸かったままで、ほとんどの通りで交通渋滞が起きている。
鉄道、バス駅は、機能マヒのままで、他省からの列車は、火曜日現在ハノイ駅に到着できないでいる。
ハノイ発の北部方面行きのバスすべては、ハー・ナム省のドン・ヴァン町経由で50キロの迂回を余儀なくされている。
ハノイ市当局は、ニュエ川の堤防が決壊したという噂を否定した。
ハノイ市のチン・ズイ・フン副市長は、「各河川の堤防は依然安全だ。
ハノイ市内の2302校の700校以上が、水曜日現在休校になっている。
ハノイの雨は小康状態だが、新たな問題が起きている。水を含んだゴミから悪臭がでていると、住民の苦情が寄せられている。
ハノイ市環境清掃社は、今後数日で、3500トンから4000トンのゴミが溜まると予想している。
同社は、ごみ箱を200個住宅地域に設置し、20台のゴミ清掃のトラックと20台の清掃車を出してゴミと死んだ動物の遺体の回収にあたっているが、追いつかない。
地下水が汚染されたために、料理用にボトルの水を買うことを余儀なくされている人も多い。
ドン・ダー区では、停電が続き、綺麗な水がないまま過ごしている人もいる。
ハノイの保健局では、市民に、明礬(みょうばん)とクロラミンBの粉末を使用して水を消毒し、その後煮沸するように注意を呼び掛けている。ハノイ市の防疫センターでは12トンの粉末を準備しているという。
防疫・環境管理局では、全市民が洪水後のゴミの処理と環境浄化に協力して欲しいと求め、さらにハノイ市とハノイ市民に、コレラやデング熱の発生に十分気を付けるように警告を出している。
さらに同局は、市民は井戸水を使用しないようにと注意を出し、郊外の人々は、消毒済の水のみしようするようにお触れを出した。
また、同局は、保健省にはクロラミンBの粉末は50トン以上の備蓄があると言っている。
一方、食品安全局は、係員を市内の市場に派遣し、食品の安全性の検査を行っている。
火曜日現在で、ハノイ市当局は、飲み水、135トンの米、50トンの即席麺の配給を行った。
ハーナム省では、住民への健康診断を始めた。
ハーナム省では、すでに1トンのくろらみんBの粉末の配給を住ませており、その上で環境の浄化を指示している。
ハティン省では、薬を便乗値上げしないように命令を出した。同時に、2トンのクロラミンBの粉末の配給も終えた。
ハティン省では、物価は統制されており、火曜日現在300トンの米と即席麺、数百トンの新鮮な野菜が運ばれてきているという。
今日から、さらに北部、中北部で最高300ミリの雨量が予想されている。ハノイの気温は21度~29度の予想だ。ハノイの紅河やタイビン、ルクナム川は依然増水を続けているが、タオ河やロ川では危険水域にあるものの水位は下がりき始めている。
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