増築分は完成して、既に使用されていました。
今回は、屋根のない台所に屋根を付ける、トイレを改装する。井戸からの給水設備を付けるの3点でした。
すべて、完成して、大変喜んで使って貰っていますので、御報告します。
ご協力下さった皆様のおかげです。ありがとうございました。
驚いたのは、雨に濡れないように台所に行く、トイレに行くというコンセプトで、母屋にそのまま増築部分を付けるという条件で建築を依頼したのですが、うまく伝わっていなく、キッチン、トイレ、物置部分の三箇所が一緒になって独立家屋になっていました。写真の通りです。コミュニケーションは難しいです。費用の点では大差はありませんでした。理由は、母屋の隣に、水槽があるからだ・・ということですが、あまり理解出来ません。
一つ残念なのは、井戸水です。水道栓をひねりましたら、水が濁っていました。地下10メートルの水だそうです。実は、最大80メートルまで掘削したらしいのですが、岩盤に突き当たり、それ以上の掘削は断念したと聞きました。80メートルに達するまでも、岩盤があったそうです。これも、80メートルか100メートル掘れば水脈に当たるかとおもっていたのですが、そういう情報もベトナムから伝えられなかったために、こういう結果になりました。これもコミュニケーションの難しさを痛感しました。隣のたタイビン省では、100メートル掘って、綺麗な水が出てきましたので、そこまでトライする価値はあったのではないかと思います。が、業者の判断でしたことなので、承認しました。
従って、今は、飲み水や大事なものは、雨水をためた水槽からの水を使い、それ以外の生活用水は井戸からの水にしているそうです。
トイレはとっても綺麗で、ニンビン省の5スター級のホテル(そんなのありませんが)並のトイレです。つまり、ニャンちゃんの家のトイレは、ニンビンでも有数の綺麗なトイレということになります。今までは、雪隠か厠に近いトイレでしたから、大きな違いです。どうです、きれいでしょう?
ただ、一つ救いは、折からのベトナムのインフレがすごく、今では建築費が4割から6割高騰しているようで、着工が遅かったら、申請した建築費では出来なかったようです。ラッキーでした。 いずれにしても、ニャンちゃんご一家には、より健康的な生活を送って貰えると確信します。
私の訪問は、先に伝えられていて、ニャンちゃんは、絵を描いて壁に貼ってくれていました。それをお母さんが教えてくれました。
ニャンちゃんに家には、猫もいますが、犬を飼っているのが分かりました。子犬(Ky)です。とてもびくびくしていて吠えもしませんでしたが、その子犬でも、ニャンちゃんは抱くことができないのです。
気になるニャンちゃんの脾臓ですが、肥大が進行しているようで、着ているジャンパーの上からも分かるようになてきました。快癒は勿論願っていますが、一日も長い存命を祈りたいと思います。帰る間際に、お姉ちゃんのクエンさん(写真下 右から3人目)が帰ってきたので、一緒に写真をとりました。今年大学受験です。
本当に皆さん、ご協力ありがとうございました。(記:北村 元)
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