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開催:2007年1月21日(日)-28日(日)
この写真展を通して、枯れ葉剤被害の実態を広く皆さんに知って頂き、私たちが行ってきた支援の輪を広げ、アジアの平和、世界の平和に貢献することが狙いでした。
新生なった「愛のベトナムさわやか支援隊は」(正式名:ベトナム枯れ葉剤被害者支援の会)の第1回写真展の開催が決まったのは、2007年の新年早々、まだ松がとれたかとれない頃でした。静岡朝日テレビさんの突然の取材を受けて、これまで考えていた写真展を急遽、開催することを決めたのでした。
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ところが、昨年暮れに、それまで事務所だった空きスペースを無料でいいから使ってくださいと提供してくださった奇特な方が現れました。
私たちは、そのスペースの利用について、利用法を検討していた矢先に、静岡朝日テレビさんの訪問を受けたのです。
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幸い、静岡朝日テレビの方が、写真展を開催するなら再取材するとのことでしたので、会員全員で、「再取材を受け、マスコミを通して、地域の方々に私たちの活動の一端を知って頂き、枯れ葉剤被害に苦しんでいる人々の実態を分かって頂く好機にしよう」と決意しました。
戸惑いもありました。
写真だけの展示でいいのか? それではあまりにも殺風景ではないか? 全国から送られた支援物資を販売するガレージセールも合わせて行ってみようか?
世界第二の生産量を誇るベトナム・コーヒーを味わっても頂くのはどうか? などいろいろな案を合わせた形で実施することでようやく具体化しました。
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宣伝用のビラの作成についても、決まったのがなんと写真展開催の丁度1週間前でした。製作は、原案作成から仕上がりまで、たったの1日。配布の方法も、決まっていませんでした。
なにせ素人集団ですから、手探りの出発でした。
私たち会員の個々の人脈を通して、口コミで宣伝につとめ、夜の家庭訪問など突撃的、手当たり次第の宣伝を敢行しました。日頃、おつきあいを頂いている沼津と三島の倫理法人会にもご協力を依頼し、 早朝 セミナーの開始時にご出席の方を通して配布させて頂いたり、声かけをお願いしました。
それに加えて、会場周辺の250世帯に郵便受けにビラを配りました。まさに、ベトナムでアメリカが行った絨毯爆撃のような紙つぶて作戦を展開しました。
これでも、十分なPRが全く出来ていない。これでは、全くの準備不足で、お客さんは来てくれない! 困った。そんな不安だらけのスタートでした。
こういう状況のもとで、上の写真にありますように、21日予定通り、開催にこぎつけ、お客様をお迎えすることができました。(つづく)
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