2006-12-27

沼津市立高等学校中等部の生徒さんから(2)

校外学習を終えて  藤井 央美

先日は、訪問させて頂き、ありがとうございました。
お話を聞き一番印象に残ったのは「ダイオキシン」の話でした。「ダイオキシン」という言葉は耳にしたことがありましたが、それを口にしたり体に触れることで体があんなになってしまうのかとすごく驚きました。


また、遺伝子にも続いていくので、子孫を増やすことをやめない限り永遠に続いていくと知ったときは、とても悲しい気持ちになりました。

写真をみせてもらったとき、その病気の子たちは笑顔で生き生きしていました。「生きている喜び」を感じているのだと思います。

アメリカがダイオキシンをまき、自分達は苦しい思いをしているのに、アメリカを憎まないことにとても感心しました。ベトナムの人たちの心はとても優しく広いものだと思いました。

ベトナム戦争、貧しい人たちのお話を聞き、戦争は二度と起こしてはならないものだと思います。戦争をして喜ぶ人はいない、苦しい思いをして嫌な思い出が残るだけだからです。

終戦を迎え六十年になりますが、戦争が終わったといえ、世界はまだ平和だと言い切れません。ダイオキシンの後遺症で苦しむ人たちがたくさんいて、戦争をやっている国もあるからです。世界が早く平和になってほしいと心から願います。ありがとうございました。

P.S. 三島に住んでいるので、ぜひ、また、うかがわせて下さい。

校外学習を終えて  松尾 京美

先日は、お世話になりました。
ベトナムに関する情報や、写真を見せてもらい、少し普段の生活を改めるようになりました。大釜さんのおかげです。
今はとりあえず勉強して、大学に行こうと思っています。ベトナムの人達がダイオキシンの被害に犯(冒)されているのは、私達の身代わりになったようなものですし、その上私達だから出来る事に挑戦しないのは、失礼かなということを感じました。
Posted by Picasa
これから先、ベトナムの人々にも、服など寄付しようと考えています。その時は、大釜さんの自宅に送るので、よろしくお願いします。

私達のように、仕事もできて、おしゃれもできて、美味しいものたべられれて、ほんとに幸せです。

ベトナムの事を知ってよかったと思います。
もしも知らなかったら、勉強しないわがままなボーヤになっていたままでした。

自分が変われたことはすごい事だから、きっと忘れないと思います。

今回の福祉体験に協力してくださって、本当にありがとうございました。
(おわり)

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