2011-04-16

蓮の花奨学生からの便り(26)

蓮の花奨学生からの便り・・・今日は、ホーチミン市の経済大学で勉強するグエン・タイン・チ君からのものです。ホーチミンの大学はどういうキャンパスでしょうかね。
 校舎 無料イラスト

 ホーチミン市、2011年2月27日

拝啓 宮尾和宏さま 愛のベトナムさわやか支援隊の皆さまへ

私は1991年4月6日に生まれ、グェン・タイン・チです。現在、ホーチミンの経済大学で勉強しています。

時間が早く過ぎて、新年がもう始まりましたが、皆さんはお元気ですか?皆さんと家族はどんなお正月を過ごされたでしょうか?私はお正月、家族と一緒に新年を迎えるため一週間くらい故郷へ帰りました。家族と過ごす時間が短かったけど、全員の兄弟が集まり、両親と一緒にお正月を迎えるのが、何より本当に一番幸せと楽しく感じました。そして、新年のため、皆さんと家族は、健康、幸福、金運が良い一年になりますように祈っています。
ところで、私は大学の一年を留年したため、今年は大学で勉強続け、一つ年下の友達と一緒に勉強していますけど、私たちが仲良く頑張って、色々な活動に精いっぱい参加して、サポート情報交換のために、私はグループのリーダーとして選ばれました。病気の影響で、いつも頭がすごく痛いし、集中力欠ける時がありますが、両親と皆さんが失望されないように出来る限りで頑張って勉強していました。しかし、今年の成績がC位になりました。本当に寂しい結果で、皆さんに「ごめんなさい」とお詫びしたいです。でも、皆さんに心配をかけないように、一生懸命に勉強して来年には良い結果をお知らせできるようにしたいと思います。
現在、大学での学習以外、英語レッスンを受けたり、アルバイトもしたりしています。アルバイトの稼ぐお金が少ないけど、両親はもちろん自分にも一部助かります。
最後になりますが、皆さまはお体を大切にしてください。今年の夏に皆さんとお会い出来たらいいですね!!

NGUYEN THANH TRI より

お手紙ありがとうございました。
今、日本は、大震災から1ヶ月。復興が大変です。原子力発電所の暴走が止まらず、まだ完全にコントロールできていません。そういう中で、被災した大学生も多く、新学年が普通ならもう始まっていますが、まだまだ授業を開始できない大学あります。ほんとうに、悲しい事です。被災地の日本の大学生も、ボランティア活動をしたり、苦しい中でも各自が復興の努力をしています。

チ君も1年留年しましたが、クラブ活動で責任者になったことは人に尽くす勉強をする絶好のチャンスと思います。いろいろと経験を積んでください。何がきっかけになるかわかりません。
 アルゼンチンの医学者のホセ・インヘニエロスは、「青年が夢を抱く時、新しい歴史は生まれる。自らの手で未開拓の大地に恵みの種を蒔くことは、青年の特権だ」と、言っています。
8月にまた、元気で会いましょう。

北村 元 愛のベトナムさわやか支援隊 Since 1990
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