2010-10-31

支援の旅(82)友好村7風船工房

こんどは、風船から何かの形を作ります。
「風船」という言葉は、俳句では春の季語です。場所は、ベトナム。特に暑い夏。子どもたちは、暑さにめげること無く、めったに触れることのない風船に取り付かれました。重度障害の子は、この日はほんのわずか。「そんなに動いちゃだめ」と止める人もいなく、のびのびと自由に体を動かしていました。床はツルツルのタイル張り。心配しましたが、転んで頭を打つ子も皆無。新谷さんのような人が職員にいれば、子どもたちはもっと体を動かすことが出来るのだろうと思うのですが・・・。

同じ方向から分かりやすく教える名古医師。 
この小柄な子は元気よく跳び回っていましたが、私と同じでちょっと風船工房では苦手なようでした。もう一日やれば、なれるでしょう。 ↓
皆、結構インストラクターできますね。タイン・インストラクター↓
おいおい、君は少し抱え過ぎでないかい? 富の均衡を図ってね・・・    ↓
サム・アップしていますね・・・お姉さんと撮れてうれしかったのかな?
新谷さんにぴったり寄り添って・・↓
君は、何をつくろうとしてるのかな? ↓
風船工房は、少し智恵が必要ですね・・・我々大人にも・・・
宮尾会長は、結構上手でした。「おじさん、作ってくれない?」 ↓
あれ、通訳のザンさん・・・何か困っているみたい・・違いますか? 
「ここを絞ってひねんるんだ・・・そうすると・・・」と、タインさん 
大分格好がついてきたじゃないですか? 
さっきより集めたね・・君は・・・「置きどころなくて風船持ち歩く 中村苑子」という句がありましたが、それとは正反対の姿ですね。↓
手伝ってもらって良く出来ました。お見事 
タインさん 苦戦しています。頑張れ! ↓
風船が動物に早変わり・・・結構楽しいでしょう?
「風船が乗つて電車のドア閉まる 今井千鶴子」 「眠る子の手よりふはりとゴム風船 原村明子」 「風船に縛られてゐる手首かな 平松岐枝」・・・日本の風景が浮かびます。
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支援の旅(81)友好村6音楽療法

子どもたちの笑顔がみられる音楽療法。タインさんの次男のソン君が手伝ってくれました。
色々ないhとが,工やって手伝ってくれます。感謝、感謝です。
両手を上に上げたままってのは、結構だるくなって疲れます。
風船工場の仕事が終わったロンさんは、こんど、ソン君のトイメンで布を支えてくれます。
なかなか、こういうお手伝いしてくれる運転手さんていません。ありがたい事です。独身なんですけど,子ども好きなんですよ。
体を動かすのも大好き。 写真に撮られるのも大好きな女の子
飛び上がって風船を叩いていきます。
ある時は低くし、ある時は高く持ち上げ・・・
もう何周したでしょうか? 疲れないのです。
叩くものが加わりました。小さな鼓です。軽くポンと。すると、音もポン~と。↓
名古医師がもつこちらは大きな太鼓です。ぼん~という音がします。
手を添えると、ようやく叩く子  ・・・感触と音を覚えると、次からは一人で・・・
一列縦隊の行進です。
太鼓いくつ鳴った? 二つ? 
今度は三つなったから3人で手をつなぐ・・・よかった
なにこれ! ここは↓ずいぶんイージーすぎません?
「ほら5つ鳴ったよ。早く手をつながなきゃ」 
若い人は、モテル!!!! 私のところにも、時々若い子がくるんですが、この間は私のシャツで汗を拭いていった・・・それもありか・・・ここは。
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支援の旅(80)友好村5裏舞台

いよいよ、新谷さんの今次ツアー2回目の音楽療法が始まります。
舞台を支える努力が大変です。
風船の膨らましはなかなか骨です。「もう少し、空気少なめに入れてください」なんて声がきこえていました。それで、これを呼気でやったら、頭の中が白味になります。終わる頃には、人相が変わっていると思うんです。
左から二人目↑は、運転手さんです。毎年、私たちが行くたびに、買って出てくれます。今回も、もうなれたもの・・・風船をふくらませてくれました。良い人なんです、ロンさんは。左は布のトンネルに風船を結いつける梨沙さん↑。目を細めながら風船を含ませる富田さん(右↑)です。
タイン↑さんも加わって、風船膨張工場になりました。宮尾会長(右端↑)の顔をみてください。奮戦の先端を結くのが大変なんです。「コンチクショウ」と思ってるはず。
ちょっとしたことなんですが、すんなりいかないんで、数やるといらいらするんですよ。結びやすい風船てないもんですか? それとも、私たちはフィンガーがでかいんでしょうか。
このベトナム人(あかねさんの向こうのグリーンの男性)は、ノコにこしながらやっていますが・・。あまりベトナム人は、こういう事では悩まないのでしょうか? それとも、指が細く、結びやすいのか? 誰か教えてください。
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支援の旅(79)友好村4奨学金4

※画面のどこでもクリックすれば大きくなります。
奨学生のお父さんとヅン理事長(左端)も入って記念撮影です。ランちゃのお母さんの健康状態は分かりません。タインホア省タインホア市西部のニュータイン郡にいらっしゃるとしか聞いていません。いつか、お母さんをお呼び出来るといいなと、思っています。
全員参加してもらいました。
名古医師から、稲垣薬局さまご提供の薬品を贈呈ました。通訳のザンさんが説明しています。
日本から寄せられた衣類の贈呈です。
みな、写真大好き。通訳のザンさんと「撮ってちょうだい」って。
加藤学園高等学校インターアクト部からのリサイクル文房具を新谷さんから贈呈↓。
不肖私からは、韓国製のささやかなペンシルケースを。もちろん、らんさんにも差し上げました。
では、私たちの歌です。下が固いところでないと弾けないために、新谷さんには、申し訳ないですが、大道芸人風演奏をお願いしました。 ↓ 日本じゃなかなか見られない光景です。
左端の梨沙さんが,写真を持っていてくれました。歌は「富士山」です。
作詞=厳谷小波 (文部省唱歌)


1 あたまを雲(くも)の 上に出し

四方(しほう)の山を 見おろして

かみなりさまを 下に聞く

富士(ふじ)は 日本一の山
春城上の花霞 白帆のかげもほのかなる 衣ヶ崎の朝ぼらけ 芙蓉の峰を望みては 昔忍ぶの石垣に みやびの胸の通ふかな○夏は湖水の夕波に 岸の青葉をうつしつつ オール執る手も勇ましく 漕ぐや天龍富士守屋 げに海国の日の本の 男の子の意気ぞたのもしき ・・・
左から:バオ君 ソン君 ロンさん
「みかんの花合唱団」? 「故郷(ふるさと)合唱団」? 「富士山合唱団」?
拍子合わせて、手がでてきました・・・
最後にもう一つ、大塚製薬(沼津)さまから子どもたちへのプレゼント。
(つづくPosted by Picasa