2010-08-31

支援隊の旅(01)ハノイ空港

8月15日:・・・なんと日本の終戦記念日。異国で迎える終戦記念日は、また格別です。私自身、平和への誓いを新たにします。

ハノイ空港に参加者全員が勢ぞろいしました。点呼をとります。佐々木あかねさん、新谷文子さん、富田英司さん、名古良輔さん、松島梨沙さん、宮尾和宏さん、北村登喜子???トイレ? レ・ドゥック・タインさん、ザンさん???写真撮ってくれてる??? ありがとうございます。北村 元・・・写真に写る後二人は・・・休憩先のノイバイ空港の喫茶店の店員男女・・・・・・・。一緒に連れていっちゃおうかな。

初参加の富田さんにもご挨拶できました。あかねさんと梨沙さんが、前屈みになっていますが、昔のカメラ時代の名残りかな?? 最近のカメラは結構ワイドになっていて、屈まなくても大丈夫なんですが、若いのに、ご両親のカメラの線を引いています。

今年の旅は、2市 4省を、8月15日から21日まで足掛け7日間で回るもので、決してゆっくりした旅ではありません。1日で1箇所の計算です。
名古屋発のベトナム航空(VN967)が1時間ほど早く着いてしまったとか。追い風に乗ったのでしょうか。燃料の消費が少なかったことは慶賀に耐えません。ダナン行きの国内線VN 319に乗り継ぐまで、荷物の整理と新谷さんの指導で風船アートのトレーニングをしました。
富田さんと新谷さん
初参加の通訳のザンさん(左)と外務省のレ・ドゥック・タインさん。ザンさんもしっかり作ってくれました。 えっ? 宮尾さんの作品?
ちょっと苦労されているのが、名古先生。真剣そのものです。↓ 習うより慣れろ・・って言われてもね・・・風船アートは、ダナンが最初です。あと24時間もありません。覚えなくちゃ。
ボランティアの旅というのは、自分がまず楽しむこと、でなければ、相手が構えてしまいます。あかねさんも梨沙さんも、いやいや真剣ですね。Posted by Picasa


富田さんも大苦心・・ですか? 風船はなかなか云うことを聞きませんか? ↓
こちらは空港のカフェの職員。責任がないだけ気楽です。店を放り出して、風船アートに熱中です。「ほら、お客さん、来てるよ」
まあ、これだけ出来れば良しとしますかね・・・↓
早速、作品を空港にいたお子さん。もうボランティアやってます。↓

このまま、ダナンに乗り込みます。

2010-08-30

ベトナム支援隊の旅2010年(序文)

いよいよ、2010年のツアーが始まります。今年は、急に仕事の都合や家庭の事情、怪我等で参加できなくなった人がでて、合計8名になりました。そして、過去にないことですが、日本組と豪州組が半数ずつになりました。綱引きをすれば、負けますが。こちら4人は女性ですから。当然、豪州組は、前日着でないと危なっかしくて参加できません。

豪州組初参加は、佐々木あかねさんと松島梨沙さんの二人です。8月15日、ホアンキエム湖脇の中央郵便局に、バクザン省の子ども障害者村に手紙を出しに行く時に、佐々木さんと松島さんとホテルから歩きで行ってみました。
日曜日のホアンキエム湖は、若い人たちの記念撮影場です。恋人たちだけではなく、学友同士もいました。

そばに、履いてきたサンダルを綺麗に揃えて、花の入った籠を前に置いての撮影である。カメラマン側が用意したのか、はたまた自分たちで持ってきたものでしょうか?↓
こちらは、恋人と同士でしょうかね。蓮の花を持って・・・よく考えたら、反対側から撮るべきでしたね。男の顔を見てもしょうがない・・・ヮ↓
支援隊初参加組の佐々木さんと松島さんも撮ってみました。ちょっと小道具の用意がなくて・・・申し訳ありません。
6月よりは気温が下がっていましたが、湿度、温度もとも高く・・・はやくもしゃつはびっしょり・・ぐっしょり・・・でした。(つづく)Posted by Picasa

2010-08-08

蓮の花奨学生からの手紙(3-1)

また、ベトナムの奨学生から手紙がきました。
ニンビン省のクエンさんからです。妹さんの成長を喜ぶお姉さんの姿が感じられます。
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皆様へ


まず、皆様にご健康をお祈り致します。


手紙を出すのが遅くなり、申し訳ございません。実は5月末から6月の間、試験で忙しかったのです。試験が終わったら、母と妹に会いに行ってから手紙を書くつもりでした。そうすれば、家族の状況を詳しくお伝えすることができると思いました。


6月25日に最後の試験が終了しました。そして、田舎へ帰って母と妹のニャンに会いました。家族の皆、元気にしています。
奨学金を受けるクエンさん(昨年8月)
最近妹は背が伸びて私ぐらいに大きくなりました。去年妹は勉強が良くでき、成績の良を取って学校のプレゼント(カバン、ノートなど)をもらいました。彼女はとても嬉しがっていました。

母と私はとても喜びました。彼女を見て、昔の弱い体を思い出しました。お蔭様で妹がこのように元気で楽しく勉強ができることを感謝しています。これから勉強や生きる力が出て来て頑張ると思います。また、今の私は皆様のお陰で、元気で勉強に励めます。心から尊敬と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

今年の夏休みは少しだけ時間を取って田舎へ休みに帰ってきました。その後はハノイへ戻って勉強やアルバイトをします。そうなると、家には農業ができる人は母しかいなくなります。最近暑いので、ニワトリと豚は全て病気にかかっていますから大変です。今季の収穫が終わりましたが、次のための準備が忙しくなると思います。



  私はアルバイトを通して、サービスの経験をしたいです。最近仕事を探すことが大変難しくなりました。どこでも”経験者”という最初の条件があり、働くのもなかなか大変です。将来のことを考えると、とても心配ですが、頑張っています。
この前、母によりますと、母と妹ニャンが、宮尾さんと北村さんにお会いできたそうです。そして、美味しいお食事を、楽しく頂きました。残念ながら、私は試験でしたので、帰ることができませんでした。今度8月に会の皆さんはベトナムへいらっしゃいますね。その時、是非会いに行きます。この手紙が皆さんの所にご出発前に届くことを願っています。手紙が遅くなり、もう一度ごめんなさい。
成績良の証書とニャンちゃん
この間、私は新谷文子さんから手紙を頂きました。いつも応援して下さりありがとうございます。それにお応えして、勉強を頑張ります。また、大学生の時代をもっと大事にして行きたいと思います。新谷さんが仰った通り、この時代は人生で一番美しい時で、誰でも謳歌できるわけではありません。私が大学生になれたのも皆様のお陰です。感謝しています。



  皆様にお会いできるのを楽しみにしています。最後に、皆様のご健康とお幸せをお祈り致します。


               クエン(KHUYEN)より
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2010-08-04

ご寄付をありがとうございました

寄付金のご紹介です。品物のご支援は別途させていただきます。
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我が家の庭に来たロリキート
今年も、ご支援ありがとうございました。8月15日から枯れ葉剤被害者の支援ツアーに出かけてきます。今年は、奨学金が昨年の14名から34名へと飛躍的に伸びました。ハノイ市、ダナン市、クアンガイ省、ヴィンフック省、フート省、ニンビン省と、2市4省に及んでいます。また、ダナン市とクアンガイ省の300名の小学校児童に無料の眼科検診、2箇所の施設で音楽療法、2省で海苔巻き講習会、4校で学童用ノート1500冊の贈呈を決めた他、生活支援として米100キロをダナン市で、フート省で豚支援を予定しています。

皆様からのご寄付を、そういう形で使わせていただきます。100%現地の人に直接贈呈することにしております。厚くお礼を申し上げます。

ここでは、寄付金のご紹介をさせていただきます。

 2月18日   手塚 真弓さま 

 3月 1日   久保 加寿子さま    
 3月19日   三田村真希さま  
 
 4月27日   グループしみずさま 
 4月27日   募金・写真展  
  
 5月20日   籠宮 達二郎さま     
 5月20日   増田 宣夫さま  
 5月20日   山下 真礼さま


 6月 9日   阿部 虎之助さま

 6月23日   山本 邦子さま

 6月25日   加藤学園高等学校 インターアクト部さま 

 7月01日   相澤 暢子さま
 7月01日   リンカーン瑞枝さま
 7月01日   星野 忍 さま
   7月 5日   川津 康代さま      
 7月22日   山本 邦子さま      
 7月26日   保坂 典子さま 

 7月30日   小林 健人・登和子さま       


 8月 3日   保原 裕美さま      
 
 我が家の2階の軒先で雨宿り
支援の経過は、帰国後ご報告させていただきます。
最後になりましたが、日本の皆様に暑中御見舞を、豪州の皆様には寒中御見舞を申し上げます。

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2010-08-02

蓮の花奨学生からの手紙(3-1)

ニンビン省出身のグエン・ティ・ホアさんから手紙がきました。こんかいは、それをアップします。2008年には、当時の大釜会長が奨学金と証書を渡しました。そして、昨年は、ご本人が出席できなくて、私北村が、お母さんに渡しました。
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まず、愛のベトナムさわやか支援隊の皆様のご健康をお祈り致します。2008年の時の奨学金贈呈



  北村さん、私のことをまだ覚えていますか?私は、グエン・ティ・ホアです。昨年ハノイ工業高等学校に受かりましたが、まだ納得できませんでした。そして、今年必死に勉強を頑張って商業大学に合格することが出来ました。これは私と母の希望していた
ことです。

私は後期試験が終了したばかり。今は結果待ちです。まだ分かりませんが、自分の書いたテストに満足していません。頑張りましたが、試験の結果は予想外でした。結果よりも出来ると思っていました。



後期の結果はまだですが、次の手紙で後期の結果を報告します。先に前期の結果を報告させて頂きます。点数は2.38 / 4であり、成績は可でした。次の結果は2.5 / 4、「良」になることを期待します。頑張りますので、信じて下さい。

学校の時間以外に学校活動に参加し、コミュニケーションや経験・技能を高めて練習環境を作りたいと思います。また、母の苦労を減らしたいと考えていますので、アルバイトを探して見つけました。この仕事はあまり時間はかかりませんが、学費の助けになります。
中学生頃から日本の国や日本の“奇跡”の発展について勉強しました。日本人の親切な性格をとても感心しています。こんなに発展できたのは日本の皆様が一生懸命、勤勉に働いてきた結果です。その努力が日本を強国に変えました。



  そして、昔からこのような環境の中で働きたいと考えました。それを達成するために、もっと頑張らないといけないと思います。それで、私は一歩一歩頑張って能力・実力を身に付けるように努力しています。

初めての計画は近いうちに日本語コースに参加して、日本の国や日本人について学びたいと思います。また、皆様に日本語の手紙を書きたいと考えています。
以上が、報告と来年の計画です。皆様の愛情を頂いて心から感謝しています。経済的な問題から精神的なことまで大変心強く感じています。それに応えて、私は一生懸命に勉強を頑張ります。



 もう一度、素晴らしい仕事をしている皆様の健康でいてくれる事を願っています。そして、貧しい人々のために、このようなことを日々続けて下さる事をお祈りいたします。さようなら。


               NGUYEN THI HOA
(この翻訳は、静岡県在住のBui Trong Hong Queさんのご協力によるものです。厚くお礼を申し上げます)

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うれしいお便りをいただきました、忘れるはずがありません。お母さんのお名前もちゃんと覚えています。6月に下見に行った時も、ニンビンでお母さんに会いました。日本語の勉強をするとか・・・大変でしょうが、しっかりした目標をもって進めば、道は開けます。また、お会いしましょう。今月に行きます。(きたむら)Posted by Picasa