2009-09-29

支援隊ツアー09(30) トゥイーチャム2

建物の入り口に”Benh Xa”・・ベンサーと書かれていますので、病院というよりは診療所といえます。これが、トゥイーチャム診療所のほぼ全景です。地域の医療を守る瀟洒な建物です。2階には、数人の入院患者もいました。

中に入ると、トゥイーチャムの肖像画、写真が飾られ、胸像が1階に置かれています。下は、彼女の戦場での姿を、ベトナム人画家が描いたものです。

この日、8月19日、最後の公式行事としてこの日、8月19日、最後の公式行事として、沼津市の株式会社メディオ薬局 代表取締役 稲垣紀行さんから贈っていた
だいた多数の医薬品を、当診療所で、ニンさんに、名古医師からお贈りしました。

昨年は内服薬も贈呈してくださったのですが、副作用の確認など使用上の難しさもあり、今年は稲垣さんにお願いして臨床現場で確実に役立つものに限定していただきました。。

下の写真をちょっとご説明しておきます。写真右側は、稲垣さんからたくさんいただいた医薬品です。その下は、名古医師が、通訳を通して、医薬品の種類、使用方法などを詳しくニンさんに説明しているところです。大きな写真のカットは、ニンさんに手渡すところです。

このブログでも以前ご説明しましたが、国道1号線沿いの小さな町の病院に分散してお贈りしようと思って枯れ葉剤被害者協会に問い合わせたところ、一番貧しいドゥックフォーの診療所に差し上げてほしいとの強いメッセージを受けて、当支援隊は、その希望にそって、ドゥックフォーまで運びました。

ちなみに、沼津とドゥクフォーがどのくらい緯度、経度で離れているかと申しますと、沼津は、北緯35度01分 東経138度53分(大体ですが)、ドゥクフォーは、北緯14度48分、東経108度58分(これも大体ですが)となっており、南北の差でもかなりありますね。

稲垣さん、昨年に続き、ご支援ありがとうございました。

お別れの前に、ニンさんを囲んで、トゥイーチャムの胸像を中心に記念撮影をしました。写っていない支援隊のかたは、写真を撮っているはずです。最近はカメラマン、カメラウーマンが増えて、写る人が少ない時があります。
ニンさん、お元気で。また、お会いしましょう。Posted by Picasa

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