2009-09-08

支援隊ツアー09(6) ダナンでブランチ

発展途上国かどうかを判断する材料の1つが、これです。公共輸送機関に、どのくらいただ乗りしているか・・ベトナムのこの現状もまだしばらく続くと思います。しかし、もっと厳密に言うなら、こういう気動車の後ろにただ乗りする人の数が減ってきた事は確かです。
減ったということは、まだ発展を続けていると言うことにほかなりません。この無賃乗車の客とそれを承知で乗せた乗務員が法律違反で罰せられるようになった時に、ベトナムは途上国の範疇から抜けることになります。
勇敢なる無賃乗車
6日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は米議会調査局の報告書を基に、2008年の米国による通常兵器輸出契約額が経済不況にもかかわらず増大し、前年比約49%増の378億ドル(約3兆5千億円)と、世界全体の約68%を占めたと報じた。 報告書は増大の理由として「中東やアジアからの新規大型受注に加え、世界各地の顧客が部品調達や保守管理の契約を継続しているため」と分析している。 報告書によると、世界全体の08年の契約額は「激しい世界不況」を背景に、前年比7・6%減の552億ドルと落ち込んだが、米国は「異常な」伸びを示し、2位のイタリア(37億ドル)、3位のロシア(35億ドル)とも、はるかに及ばなかった。・・・と報じています。

オバマさんが5月に核廃絶の目標を具体的に訴えたプラハ演説は人々に希望をもたらしましたが、この期に及んで、まだアメリカの武器商人どもが元気に暗躍している情報がでました。こんな時に悠長なブログを書いていていいのか、という気持ちにさせられますが、もう1回お許しを頂いて悠長なブログを書かせてもらいます。

11時過ぎに到着したのですから、1時間以上の列車の遅れは、われわれのスケジュールに響きます。「よく1時間ちょっとの誤差で着いたよ」と言った人もいました。正解かも知れなません。

朝食を予定していたのが、結局はブランチになってしまいました。そこで、タインさんに提案したのが、「ミークアン」という”うどん”。クアンナム地方のうどん・・と言う意味です。有り体にいえば、信州信濃のそば・・・という感覚ですね。

ミークアン
駅からほんの5~6分走った所のレストラン(いや、食堂と言うべきか)に入ったのが、この写真。店によっては、揚げ春巻きが乗っているところもありますが、ここはポーク(葉でくるんであるもの)のソーセージが付いてきました。これが結構の味なんです。うどんは、汁は極く少な目なので、食べても、ぎらぎらの汗が出てくるのでもなく・・・あっさり系です。

右の葉にポークソーセージが・・
旅の疲れもあってか、皆さん少食、小欲なのか、お代わりする人はいませんでしたが、私はお代わりをしたかったですね。顰蹙を買うので止めましたが、「チーオーイ・・・もう一丁・・」は言ってみたかったところです。
ブランチを食べる支援隊
食後、クアンガイまで3時間のバスの旅が始まり、腹ごしらえが出来たことと、疲労が出てきて、後ろを振り向くと、ほとんどの人がバスのシートで爆睡していました。いや、爆死に近い感じでした。

コントゥム省から流れくるダイ川を渡るあたりから、ベトナム石油公社系の「ペトロセッコー」ホテルが右手に見えてきました。「今日泊まるホテルは、クアンガイのシェラトンと言われます」というと、シェラトンと聞いて、皆は目を覚ましました。いよいよ、支援の始まりです。
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