2009-07-13

良心の裁判(9)

今回は、良心の裁判が出した文書をご紹介しましょう。

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ベトナムのエージェント・オレンジの被害者を支援する国際人による良心の裁判

ベトナム国民と全世界の良心の人々



ダウ・ケミカル社、モンサント化学社、ファーマシア社など合計32社

SUMMONS AND COMPLAINT
出頭命令と原告申し立て

アメリカ合衆国がヴェトナムに対して行った戦争は、30年以上前に終結した。1961年から1971年まで展開された化学戦争は、高レベルのダイオキシンを含んでいた(このことは上記の企業は知っていた)エージェント・オレンジを使ってアメリカ合衆国によって実行された。そして、ベトナムの人々の健康と、ヴェトナムの生態環境に大きな、長期的でマイナスの被害を引き起こした。

しかしながら、上記にあげた会社は、そのような化学剤を米国政府に提供した責任を逃れ続け、これらの影響を引き起こしたことに対する如何なる役割を認めることも拒否し、自ら進んで彼らの行動の結果の改善をする意向を示すことも拒否してきた。

世論と世界の良心の名において、国際民主弁護士協会(IADL)の主導で、ベトナム人のエージェント・オレンジ被害者を支持する国際人よる良心の裁判は、以下の問題を討議し結論をまとめる:

1. ヴェトナムの環境と生態系に与えた結果、及び、ベトナム人の健康に与えた結果を示す数々の事実は、1961年から1971年までアメリカ合衆国軍隊によってエージェント・オレンジを使用したことによって引き起こされた。

2. 国際法とそれぞれの国の法律のもとでの行為に対する上記の企業の道徳的、法的責任。

3. 上記企業がヴェトナムにおいてそれらの製品の使用の結果を改善すべき役割。

この裁判は、5月15~16日に、フランス国パリ市で開催される。

参加者は、上記の主張に対する回答を声明の形で、コピー10部を添えて、2009年4月30日までに、下記住所の裁判所事務局 ジャン・ムーテ宛に提出のこと。フランス国、パリ市、リヴォリ通り120番地 郵便番号75001。

声明と共に、裁判への参加者は所属する貴組織の承認書のコピーをとともに参加弁護士名も併せて提出のこと。

貴殿の声明を不提出の場合、及び/あるいは認められた代表が裁判に出席しない場合は、通知なしの一方的な手続きも取りあげることはできないことにご留意ください。

裁判所のために、そして、裁判所に代わって

上級弁護士、ジテンドラ・シャーマ、
同裁判会長

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